レディガチャタロット占い日記 Lady Gotcha's Daiary With Tarot

占い師の日々や頭の中のことなどが書かれています。

彼は私のこと、好き?

タイトルの通り

 この質問は結構多い。

 

 片想いの方からの質問ならわかるのですが、

たとえ付き合っていてもこの質問が多い。

 

ステディな仲なら直接彼に聞けるじゃん!とも思うのですが、

 

この質問って

 

 

私に対して真剣か?

 

結婚とか同棲を考えてくれているか?

 

前の彼女や奥さんよりも私を好きだと言ってくれるけど・・本当かな?

 

ということなのですね。

 

 男性の方はこの部分だけメモを(笑)。

 

男性からすれば、

「好きじゃなきゃ一緒にはいないよ」

 

が正解なのですが、これはいくら口で言っても疑わられっぱなし。

男女の難しいところですね。

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 ドラマのような漫画のような展開って実際は大変だよー

 

女性はほんの些細な変化でも

「これって私のことが好きって言ってたけど本当?」という疑問が

すぐに湧いてしまうもの。

 

でもね。

きっとあなたが完全に安心するには

 

不倫しているなら

彼が突然家から飛び出てあなたの家に押しかてきたり

(実家住まいには困りますよね。ダブル不倫ならなおさらやばい)

 

仕事を途中放棄してあなたに会いにきまくったり

忙しい職場だからと安くてもいいからとあなたと過ごす時間が

増える職場に転職したり・・そうなるとデート代はあなた持ちというのも増えるもの。 

 

 

 

 まさかのドリカム展開(実話)

 

実は私、中高校生の頃

尾崎豊が大好きだったんですね。

 

こんなに格好良くて、言葉が豊富で繊細で、傷つきやすい彼とかいたらいいなーって

真剣に思っていたのです。

 

願いは2年弱後に叶い、高校2年生の頃

尾崎豊さんのような繊細な彼ができました!

 

顔もなかなかイケメンでした。

(マジで)ミスチル桜井さんにそっくり。

 

でも当時は美木良介に似てると思っていましたが。

(昔はイケメン俳優・今やロングブレスダイエットの彼ですよ・・・)

 

バイト先で出会った彼でした。

 

彼があまりにもカッコよすぎ・年も8つ上だったこともあり

彼女はきっといるだろうし、と眺めるだけにとどめていました。

 

 

が、お正月のバイトの帰り、「送るよ!」と言ってくれた彼。

 

(緊張のため)数回断りましたが、

 

私のバイト先ではバイト仲間が自分の車で送ってくれるのはよくあることだったので、じゃあ・・と甘えることにしました。

 

バイト先から自宅は近かったので、この密室の状態もすぐおしまいだなあと

思っていたら、ありがとうございました!って言わねばと考えていた時、

「何時までなら大丈夫?」と聞いてくれたのです!

 

えーと・・23時くらいまでに家に帰れれば、大丈夫デス!

と伝えると(かわええ私)

「じゃあもうちょっと一緒にいようよ」と言って、

カラオケボックスへ。

1時間だか2時間ほど歌った後、

車をオレンジ色のライトが等間隔で並ぶ港へと走らせてくれました。

 

缶コーヒーを飲みながら少し話をし、

波消しポッドに当たる波の音を聞きながらゆっくり歩いていたら・・

 

そっと手を伸ばしてくれて、初めて手をつなぎました。

 

少しだけ彼の手も震えていたのを覚えています。

 

そろそろ車に戻って帰ろうか、という段階で

手を引っ張って抱きしめられ・・・

 

ええええええええええええ

こんな私にこの展開???!!!

体に電流が走るってこういうことなのね!と思う衝撃。

もおーこのドリカム展開!すごくなーい?

 

空を見上げれば寒空に光る星と波消しポッドに当たる波の音だけ。

抱きしめられている間、

彼のつけたギャッツビーの安いムスクの香り(わかる人にはわかるやつ!)を

心地よく感じながら、

 

肩越しで

「もうすこし、 会うのが早ければな」

と言われた時、さらなる衝撃が走りました。

 

「・・・えーと?なんで?」

 

その時は深く突っ込んで聞くことができず、黙って帰宅しました。

 

それからはたまにデートに行くようになりました。

「動物園行こうよ!」と誘ってくれ、ずっとドライブして過ごしたり

「写真撮ろうよ!」と言って、一緒に証明写真のボックスに入って(プリクラなかったんでね)写真撮ったりと、なかなかの少女漫画展開。

 

少女漫画大好きっ子の私はこの日々にどハマりでした。

 

が、ちょっとずつ困ったことがありまして・・

 

突然「会いたい」と言って時間を問わず

近所に現れるようになってしまったのです。

 

寒い夜、本当に缶コーヒーのぬくもりだけで家の前に立っていた時の衝撃。

ベランダをよじ登って2階の私の部屋のベランダにいた衝撃。

 

うちの実家は(ちょっとだけ)大きいので、勝手口から彼を迎えて

ご飯の残りを小さなお弁当にしてあげたり・・

 

会いたい、というかご飯食べに来て暖を取ってただけかもしれないのよね・・・

 

なんでこんなことになったかというと、

実は彼、

既婚者だったのです。

 

この真実はバイト仲間から知らされ(交際は伏せていましたよ)、

 

なんやかんやで彼も奥様にバレ(相手が私というのは隠し通してくれました)

車中生活を余儀なくされた時期があったのです。

 

この車中生活がまた結構家の目の前なんですよね・・仕事が終わった後

真夜中にやってきて、車をリクライニングして寝ているのです。

 

うちの親にもバレたら私がぶっ飛ばされる上、

大学受験を控えようとしている大事な年。

 

1年近くつかず離れずの交際を続け、その間ずっと悩んでいました。

私の大学進学と共に一緒に暮らしたいみたいなことも言ってくれていましたが、

正直それどころではなかったし、

彼も水商売を始めて生活も全く合わなくなっていました。

 

結果自然消滅になってしまいました。

 

という、夢のような彼氏ができて結構困った話でした。

 

というわけで(どういうわけだ)

彼が忙しいとかなんとか言ってても、信じて待つのが一番ですよ!

 

女性のドラマティック展開妄想が現実になると結構大変。

と言いたいガチャでした。

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