レディガチャタロット占い日記 Lady Gotcha's Daiary With Tarot

占い師の日々や頭の中のことなどが書かれています。

キラキラ90年代コギャルとそうじゃなかった真面目系女子について思う

最近エイベックスさんから90年台に流行った曲をもう一度売り出してますね。

CANDY GIRL」とか、なかなか良くて耳に残ります。

 

バブル崩壊後ではありましたが

まだキラキラというかギラギラした感じがある気がします。

 

キラキラしたい!楽しみたい!などなど。

 

最大限に自己表現していたコギャルたちのアゲアゲ感。

それでいてどこか寂しい感じ。

 

一人なった時の虚無感・みんなでいる時のイエ〜いな感じ。

 

大人になろうととしてもなんだかまだ子どもな感じが 

とても愛おしいです。

 

私はこの頃すでに20歳過ぎていたので

残念ながらこっち世代ではないのですが、

それでも幻の・創世記の第一コギャル世代です、多分。

(バブル終焉期・就職氷河期第一世代です)

多分生き物に例えるなら・・ミジンコとか・・?

 

 

アメカジにどハマり・髪の毛はメッシュ・手につけられるだけのシルバーアクセ。

ルーズソックスがあんなに長くなる前のやつでした(笑)

 

多分安室ちゃんがそろそろ引退とあって

90年代カルチャーがっつり盛り上げられている感たっぷりですが、

 

それでもやっぱり90年代の独特のキラキラ感はやっぱり独特だな

と今でも思います。

 

そういったキラキラ感を再現した「SUNNY」という映画も気になってます。

映像化されるとすごく共感しそうですね。

 

当時真っ只中だった子たちは

当時のキラキラ感を思い出すんだろうなー。

今の子たちもこのキラキラ感、好きなってほしいなー。

 

 

 

 

 

今はキラキラよりもいかに損をしないで済むかが大事なのかな

 

今はコンプライアンスの時代なので(笑)世知辛いなあと思うおばさんです。

お引越し費用など独立のために始めた派遣オフィスレディをやってびっくり。

久しぶりに戻った一般企業の世界は、

(私より)若い子が多いにも関わらずあまりにも窮屈すぎました。

 

昔もっと緩かった?と度々思う事あり。

 

全員が地雷を踏まないようにこじんまりしている感じ。

元気な営業さんもいるのですが、なんだかこじんまり。

 

コンプライアンスの時代、大事なことだけどまだ洗練されていないので

過剰な順守でなかなか世知辛い。

 

ちょっと止まって考えれば守るべきか否かわかるのに、

そんなことより目の前の仕事をやっつけるのが先、

だからダメっぽいことは触らない、みたいな時短効率化も加わり

いかに損をしないかが重要な世界だな、ここは。と社会勉強してました。

 

主に顧客担当をしていましたが、

いかに支店に支店の仕事として振るか?

いかに責任を減らすか?

 

・・・まるでゲームみたいだなー。

持っているパワーとかアイテムを消耗しなかったもの勝ちな世界だな・・

 

 

お、今日10分で支店へ仕事を振った私は今、

 

「あたらしいめーるのかきかたをおぼえたぞ」100P

 

といったところか?などなど

年下の直属上司の目を盗んでは頭の中はふんわりした事を考えてました。

 

私には全く合わない職場でしたが、今までの仕事や人間関係など

全てが勉強になりました。

 

 

勝手に人間考察

 

年下の直属上司はおそらく

このギャル世代だったはずの人なのですがギャル感全くゼロ。

真面目さ大全開の人です。

 

自分以外のことは関心がなく不得意。

会話中 男性や恋愛関係などの話なると、途端に顔が真っ赤になります。

他人に対するキャパは狭めで、自分のミスを別の上司に指摘されたら、

それを引き分けにするためか真横にいる私に普段指摘してこない書類処理や

電話応対にダメ出しをする人でした(しかも口応えする人には絶対にやらない)。

 

そんな彼女、

氷河期真っ只中、久しぶりに正社員募集再開に食い込んだ精鋭とのこと。

当時を思えばかなり努力したタイプなんだろうなあと思います。

 

プロファイルしながら彼女とやりとりしてました

(そのくらい頭は別の世界に持っていかないとストレスにやられそうで)。

 

多分高校時代はギャルたちに圧倒されていた地味で真面目な子。

 

ギャー!とか👍とか馬鹿騒ぎしている同級生が多い中、

一生懸命勉強とか頑張って、地方から都内の私大に進学。

 

見た目の可愛さ・コミュニケーション能力の高さで

周りのギャルで女子力な同級生たちはどんどん彼氏ができたりしている中、

 

真面目にやっていればきっと大丈夫。

でも、

誰かに気づいて欲しい・誰かに承認されたい・肯定されたい。

 

いつもどこか 自分は損してる・見かけとか性格で誰かに負けてる。

だからこれ以上損することはしない!と決めている感。

だからといって、ガンガン前に出て得点を取ろうともしない。

 

高校生の頃 

いたなあ・・こういうタイプの子。と思いだしました。

というのも先に書いたように・・

教室の隅にいて制服をいじることなく、学校もサボったりすることのない

彼女たちを思い出しました。

 

遊びに行っているかのように学校へ行く日々を過ごす中、

楽しいことはない・でも真面目に日々を送る。

そんな学校生活を耐え忍んでいたのかな、とか。

(ちなみに息子の高校はやっぱりキラキラ女子が多い進学校という特殊状況だったので

ここが合わない地味系真面目女子はとっとと退学していました。

それにはおばちゃん、かなりびっくりしたのですが、

「自分の居場所は自分で探す」というポジさにすごく感心しました。)

 

きっと当時の私たちは彼女たちに相当の圧をかけていたかもしれません。

 

生きづらさを感じていたかもしれませんが、

それはギャルであれ地味系真面目であれ同じ。

 

ギャル系はポジティヴな寂しがり・

真面目系地味女子はネガティヴな寂しがりだと思うのです。

ギャルは外に出て仲間を探し、誰かと一緒になることで寂しさを紛らわし、

真面目系地味女子は誰かが気づくのを待つ。

みたいな違いしかない。

 

結局大きな違いはないんだから、もしコンプレックスを感じているのなら、

もっと自信持って自分らしくすればいいんじゃないかなと思うのです。

 

自分の好きな世界・趣味、なんでもいいから自分の世界を少しだけ誰かに

アピールできたら、それだけでキラキラじゃなくてもワクワクは増えると思うのです。

 

「真面目にやっている私は絶対に損しない」

とか損得で考えること自体が損。

自分の大好きな世界に損得はない。

 

むしろ損を恐れて行動を制限すること自体が損。

待つだけも損。

まずはその足の一歩から。なのですよ。

 

あなたにしかないキラキラを発揮できるようにね!